佐渡島 ダイビング日和

MENU
ツアー

Dancing UMISABOTEN

去る2月10日土曜日、
『ホテイウオの抱卵を見に行かナイト in 小木』の予定で、
勇んで出発しましたところ、想定しておりましたよりも風が強く、
現地にて急遽予定を変更いたしまして、
『それはそうとこっちも久々に潜っとかナイト in 虫崎』
むむー、小木から虫崎は遠かったですー。

P2100992_convert_20180214105950.jpg

水温は10℃以下まで下がってきました。
カレイやヒラメも、いるにはいますが、
以前ほどには見なくなりました。
かわりに、あちこちの砂底にカジカの一種が。

P2100946_convert_20180214105744.jpg

ニジカジカかもしれません。
わりとつまらない魚・・・とも思うのですが、
普段は浅所では見かけない(気づかない?)のです。
カジカは冷水域を好み、春が繁殖期なので、
この時期にだけ出現するのかもしれません。

アナハゼでは? とも言われたのですが、
アナハゼに比べると、顔が大きい気がします。
アナハゼって、

P2100952_convert_20180214105841.jpg

これとか、

anahaze_convert_20180214112916.jpg

これとかですよね!?
こちらはよく見ると、腹部に生殖器が写っているようです。
見慣れた魚ですが、アナハゼ類も今が繁殖時期なので、
そういう視点で観察してみるとおもしろいものです。

メバル類も出産期に入っています。
メバルは卵胎生といって、おなかの中で卵を孵化させて、
稚魚を生むのだそう。写真で見ましたけど、
肉眼では見分けられないくらい、小さな無数の稚魚でした。

カサゴや、

P2100987_convert_20180214110028.jpg

P2101029_convert_20180214105819.jpg

タケノコメバルのほか、
ウスメバルはたくさん見かけました。

魚たちの多くが動きをひそめ、
ひっそりと静まり返った冬の海にも、
人知れず生命のドラマが繰り広げられています。

yariika_convert_20180214110217.jpg

ヤリイカの卵塊は多くはないですが、
目が見えはじめています。

dango_convert_20180214110348.jpg

ツルアラメの葉の裏には、早くもホテイウオの幼魚が!
ハッチアウトしてまだまもないと思うのですが、
あちこちで見ました。

本日のハイライトはウミサボテン。
インスタ映えからは程遠いお姿ですが、
やや強めに刺激すると、緑色に発光するのです!
同行のW姫から教えていただきました。

P2100994_convert_20180214105931.jpg

むむー。デジカメではとらえきれないー。
信じがたいことに、光がウェービングします。
ぜひYou Tube などでご覧になってください。

スポンサーサイト
日々

砕氷船ハチタケがゆく!

本日加茂湖にて、アサリ調査を行ってまいりました。
朝8時半の、加茂湖漁協前の静寂。

P2030002_convert_20180203160431.jpg

凍ってるんです!!

kamokoori_convert_20180203160607.jpg

こちらは、氷が少し割れたところ。
薄氷の感じが伝わりますでしょうか。
厚さは3mmくらい。

静かに冷え込んだ翌朝、加茂湖は時々凍るのです。
浅い入り江の最奥などが、一部凍っているのは、
何度か見たことがありましたが、
今朝は、椎崎の下などは、ほぼ全面が凍りついておりました。

われらがハチタケ(注:第八武博丸、船外機船)も、
砕氷船のごとく、氷を割りながら低速前進!

水しぶきの先端部分は、
割れた氷が飛び散っているのではなく、
氷の破片が、前方の氷の上を滑っています。
見渡す限りのうす氷。

P2030008_convert_20180203163431.jpg

うむー。伝えきれない。
では最後に動画をどうぞ!

[広告] VPS


エンジンの音に混じって、氷の割れる音が聞こえますか?

日々

アイスブルーの朝

このたびの寒波では、皆さま大事ございませんでしたでしょうか。
国仲の幹線は軒並み通行止めとなり、
寒さの緩んだ一昨日からは、一部で断水が続いているようです。
1日も早く、皆さまが、普段どおりの生活を送れますよう。

IMG_6004_convert_20180130144351.jpg

小佐渡山脈の中ほどから見た、
今朝の大佐渡山脈。

IMG_6005_convert_20180130144337.jpg

世界が澄んだアイスブルーに染まって見えるのは、
とってもとっても、寒い朝。

ツアー

ホテイウオの抱卵を見にいかナイト in 小木

ただいま、水温は11℃まで低下しております。
冬真っ只中! こんなときには
ホテイウオの抱卵を見に行かナイト! in 小木!

1本目は下見を兼ねて1ビーチ、
2本目はナイトダイブ、の変則ツアーでございます。

1本目は琴浦港内から薬師寺へ抜け、
竜王洞でエキジットする長距離コースです。
港内では例年、抱卵が観察できているとのことだったのですが、
ミズダコが入り込んでいるためか、
無残にしぼんだホテイウオの死骸が転がっていました。

P1210809_convert_20180123161315.jpg

ホテイウオの死骸は2個体確認しました。
ミズダコは姿を見たのですが、写真は撮れませんでした。

P1210817_convert_20180123145215.jpg

ブロックなどに発生したアカモクは、
水面を目指してまっすぐ立ち上がり、
荘厳な神殿のようです。
透明度も12m以上あり、午後遅くて薄暗いのが、
かえって静謐な雰囲気。

P1210823_convert_20180123161457.jpg

タナゴの仲間がかなりまとまった群れになっています。
恋の季節が近いようです。ウミタナゴの仲間は、卵胎生といって、
稚魚にしてから産む(この表現、正しいのでしょうか??)のですが、
出産は6月の末ですから、とてもゆっくり育てるのですね。

薬師寺も、それらしい隙間は多数見られるのですが、
結局、抱卵中のホテイウオは確認できませんでした。

P1210821_convert_20180123145111.jpg

かわりに岩陰にぶら下がっていた、ヤリイカの卵塊です。
左奥の小さいものは、なんだかずいぶん新しそうですね。
昨日、今日、産み付けられたような。
産卵のピークはもう少し先です。

気を取り直して、竜王洞ナイトへと参りましょう。
1本目とはうって変わって、ウミウシたちが続々登場。

ezokasumi_convert_20180123150453.jpg

これは種不明。
エゾカスミウミウシであってほしい。

tuzumi_convert_20180123161905.jpg

ツヅレウミウシは、
水温が低いときに見かけることが多いような気がします。

P1210884_convert_20180123150654.jpg

ネズミウミウシは真夏でも見ますし、
適応できる水温の幅が広いようです。

P1210895_convert_20180123150616.jpg

前回発見したシロサメハダウミウシは、
ずいぶんとカイメンを食い尽くしてきました。
こんな食べづらそうなものを・・・
今回はさすがに、T様もお気づきになられたご様子。

himemeribe_convert_20180123150508.jpg

ヒメメリベは華やかさはないですが、
ユーモラスなお顔が好きです。

P1210902_convert_20180123145540.jpg

ダンゴウオもあぶなげなく登場。

danngo18121_convert_20180123145315.jpg

これは前回のナイトで見たものと同じ個体かもしれませんね。

P1210889_convert_20180123145819.jpg

昨年虫崎で初めて見た、ガジの仲間も現れました。
アメガジだと思うのですが・・・うむむ・・・
アメガジだとすれば、北方系の種のようなので、
低水温期に姿を見せるのは納得です。

kuzime2_convert_20180123145240.jpg

前回見かけたクジメのお父さんは、
卵ももう大部分が孵化して、最後のふたつばかりの卵塊も、
今にも生まれそうな稚魚の目が見えています。
お疲れさま!

P1210927_convert_20180123150546.jpg

今回のナイトは、序盤から終盤まで、タコづくし!
ミズダコは港内で見ただけで、
竜王洞はすべて、マダコかと思いました。

P1210892_convert_20180123145738.jpg

大きなものから小さなものまで、何個体も。

抱卵ホテイウオを見られなかったのは残念でしたが、
冬らしさをたっぷり堪能した1ビーチ1ナイトでした。
ホテイウオもリベンジします! 必ず!

ツアー

ほていさまあらわる

P1050733_convert_20180106141140.jpg

新年、あけましておめでとうございます。
本年も気ままにお付き合いいただければ幸甚でございます。
なにとぞよろしくお願いいたします。

さて、新年最初のダイビングもやっぱり、
T姫、W姫と行かナイト in 小木☆
年末年始の時化が嘘のような絶好の条件にもかかわらず、
前半30分はまさかの収獲ゼロ。

と、半ばあきらめかけていたところに、
ダンゴウオ、キターっ!

orangedango_convert_20180106130956.jpg

サーモンピンクのつぶつぶタイプ。
ピグモン顔の仏頂面なのにこの愛らしさ。(涙)

年末にしっかり卵を守っていたアイナメのオスも、
まだ同じ場所にいましたが、卵は無事孵化したようです。

P1050697_convert_20180106131538.jpg

なぜかシマウシノシタとツーショット。

P1050706_convert_20180106131552.jpg

サメハダウミウシは、大好物のカイメンになりきっています。
ウミウシとしては大きいほうなのですが、
擬態の妙と地味さゆえか、わたしは初見。
姫たちはまさかのスルー・・・

ebi_convert_20180106131346.jpg

ザラカイメンにはエビやカニやクモヒトデなどの、
にぎやかな住人たちの姿が。

kani_convert_20180106131703.jpg

kumohitode_convert_20180106132945.jpg

こちらは脱皮したばかりなのかな? 

P1050678_convert_20180106131220.jpg

アイナメよりもずっと小型ですが、
似たような習性を持つクジメのパパも子育て中。

P1050743_convert_20180106131440.jpg

卵の中には、
たくさんの目玉と卵黄嚢(稚魚のおなかの袋)が見えています。

kuzime_convert_20180106132528.jpg

終盤、海藻の中で何かが動く気配。

P1050720_convert_20180106131744.jpg

深海より冬の使者、
ホテイウオさま、あらわるっ!

P1050724_convert_20180106132107.jpg

目の中に深い海の青。
ダンゴウオさまとお顔立ちや体のつくりが似ているのは、
同じ仲間だからだそうです。

今年は小型定置などにまとまって入り、
豊漁らしいとの噂をすでに得ておりました。
水深100m以深に生息すると言われ、
そのぐらいですと深海と言うほどでもないのですが、
およそ泳ぐに適さないと思われる、この不格好なお姿で、
産卵のために、はるばる岸近くまでいらした、
その長旅に敬意を表して。

hotei-m_convert_20180106132241.jpg

こちらは、近くでW姫が見つけた、もう1匹。
色が明るくてヒョウ柄のように見えます。
腹部が膨らんでいて、黒っぽいほうがメスで、
ほっそりした黄色っぽいものはオスだとか。
がんばって、もうすぐ出会えるよ!

P1050671_convert_20180106131101.jpg

冬本番に向け、成長著しいノコギリモクは、
全体に青みがかって見えることがあります。
昼間のダイブではあまり気がつかないのですが、
ライトを当てると、闇のなかに浮かび上がる神秘的な青。
夜にだけあらわれる”青の洞窟”です。

P1050675_convert_20180106131120.jpg

す、すみません。まさかのライトの不調で、
ペンライトしか当てられず・・・
雰囲気だけお伝えいたしました。