佐渡島 ダイビング日和

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ツアー

本日のテヅルモヅルさん

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ショップFさまにお誘いいただきまして、
北小浦のガイドロープ清掃に行ってまいりました。

見立・沈船から北小浦・長手まで、
すべてのポイントに入ったのですが、
エントリーしてびっくり。
素晴らしい透明度です。

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やや流れがきついのですが、15m程度は見えます。
日差しが差し込めばもっと見えるでしょう。

春濁りはゆるやかに進行し、
いったん収束したのち、
ふたたび濁りが強まる、という、
フタコブラクダの背中のような推移をたどると、
そういえば聞いたような・・・
いまちょうどコブとコブとの間の、
クラのところにはまっているようです。

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水が冷たい季節はいつもそうなのですが、
沈船はウミウシの楽園でした。

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オベリアの花園に遊ぶコミドリリュウグウウミウシ。

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フタイロミノウミウシも見られました。
ウミウシ類は、極小のものまで、
探せば無限に見つかりそうです。

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ガイドロープにもたくさん。
安全停止中も気を抜けません。

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漁礁の砂底は素晴らしいウミサボテンの樹海でした。
こんなにたくさんいたとは知りませんでした。

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赤岩では、流れに向かって、
見慣れないサンゴのようなものが伸びています。

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あ、テヅルモヅルさん!

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わたしがこの世界に入るずっと以前から、
ひっそりと赤岩にお住まいになっているテヅルモヅルさん。
同じ個体という確証はありませんが、見た感じでは、
少なくとも5年以上生きてます。
けっこう長生きな生き物なのですね。

いつもは縮こまっている長い腕を、
目いっぱい広げてお食事中のテヅルモヅルさん。
おまえはなんて自由で精緻で美しい生き物なんだ!!

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ツアー

マルグリット、永遠なれ

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春。
出会いと別れの季節となりました。
わたくしがこの世界に入って間もないころから、
ずっと面倒を見てくださっておりましたT姫さまも、
4月から転勤で、ついに佐渡を離れられることになりました。

心のどこかで漫然と、ともに白髪までと思っておりましたのに、
まさかの突然のお別れ・・・。これからは、
これまでのように、気ままにナイトを楽しむことはできますまい。
佐渡での最後のダイビングの思い出は、
やっぱり小木でナイト!

満月の大潮まわりで、ヤリイカの産卵を想定しまして、
(さらに若干のアクシデントもありまして)
やや遅めの21時半エントリーです。

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早速現れました、ダンゴウオさま。
幸先のよいスタートです。

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ライトの先を何かが素早く横切りましたので、追いかけましたところ、
トヤマエビをくわえた大きなミミイカでした。
小木ナイトではミミイカはあまり狙わないのですが、
捕食シーンに出会えたのは幸運でした。

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ヤリイカは見当たりませんでしたが、
水路を抜けたあたりに卵塊がありました。
まだ新しいもののようです。

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帰路も怒涛のダンゴウオでした。
これまで見た中で最も素晴らしい赤ダンゴ!

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オレンジダンゴもはちきれんばかりのおなかです。
まだこれから産卵なのでしょうね。

ホテイウオの幼魚はほとんど姿を見なくなりました。
早くもシーズン終盤のようです。
一方で、クサウオの稚魚が現れはじめました。

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クサウオの稚魚って、まるで、
この世に未練を残して死んだホテイウオの亡霊、
に見えませんか?
こんなもの? でも、いざ探すと、
ホテイウオほどにはいないのです。

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ナイトの定番タコの稚仔はちらほら見かけました。

水底から空を見上げると、満月の輝きが。
たくさんの素晴らしい夜を、すごさせていただきました。
T姫さま、これまで本当にありがとうございました。
またのお越しを心よりお待ちしております!

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春が来る前にもう1度! ダンゴウオに会わナイト in 小木

ホテイウオツアーに引き続き、ダンゴウオナイトを開催いたしました。
午後ゆっくりめに出発して、1ビーチ1ナイトの変則ツアーですが、
このくらいのペース配分は、冬にはちょうどいいですね。

序盤からダンゴウオさんたち、続々登場。
やんちゃなアーミーグリーンは泳ぎっぱなし!

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この子は前回も、こんな感じで泳ぎ回っていましたね。

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同じ場所にミルキーな子が1匹。
おなかがちょっとまるっとしているようにも見えます。
みんなこんなかんじだったかな~?
もしかするとカップルだったのかも。

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終盤に登場したコーラルは、かなり弱っているように見えました。
わりと最初の頃から見ている子ではないでしょうか。
こちらはもう、抱卵を終えたところなのかもしれません。

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海藻が揺れて、まさかのアングルからのショット。
目玉がちゃんとこっちを見てますね。

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イシコを見かけるようになってきました。
イシコは、ナマコの仲間です。
春濁りをはさんで、2~5月ごろ、レースの花のような口を広げて、
活発に摂餌します。
体は石の下や隙間に入っていて見えないことが多いのですが、
これはナマコらしさがよく出ていると思います。
大好きな生き物のひとつです。

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ホテイウオ・ラストツアー

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のびのびになっておりました、
ホテイウオの抱卵を見に、小木に行ってまいりました。
抱卵シーズンもそろそろ終盤。
姫たちの予定が合わず、
時化まわりに翻弄されたりと、なかなか実現しませんでしたが、
2月25日、ついに! 催行!

波蝕台から直接エントリーするというワイルドスタイルで、
普段は使わない『おいどん間』というポイントへ。
例年、最も多くのホテイウオが抱卵するポイントなのだそうです。
ほかのショップさんたちから、詳しく場所を教えていただきました。

教えていただいたとおり、
入り江の奥の一条の岩の亀裂に、
何匹ものホテイウオの姿が。

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この写真1枚の中に、3匹かたまって入っています。
卵塊はしっかり守られていて見えません。

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守るオスが死んでしまったのか、取り残された卵塊も。

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亀裂の上のほうに入っていた個体は、
オスの体の奥にしっかり卵塊が見えました。
胸ビレでやさしく卵をなでるホテイさま。

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あちこちのツルアラメの上には、
すでに孵化したホテイウオの幼魚が見られます。

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ホテイウオが入っていたのと同じ亀裂の中に、
ニジカジカのペアの姿もありました。
右側のメスと思しき個体に、背ビレを立てて猛アピールするオス。
鮮やかな体色がニジカジカの名の由来となったようです。

この狭い、小さな亀裂をめぐる物語の主役は、
まもなく、ホテイウオからニジカジカへと移りゆくのでしょう。

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別の亀裂にはニジカジカの卵塊が。
素晴らしい金色です。

ツアー

Dancing UMISABOTEN

去る2月10日土曜日、
『ホテイウオの抱卵を見に行かナイト in 小木』の予定で、
勇んで出発しましたところ、想定しておりましたよりも風が強く、
現地にて急遽予定を変更いたしまして、
『それはそうとこっちも久々に潜っとかナイト in 虫崎』
むむー、小木から虫崎は遠かったですー。

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水温は10℃以下まで下がってきました。
カレイやヒラメも、いるにはいますが、
以前ほどには見なくなりました。
かわりに、あちこちの砂底にカジカの一種が。

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ニジカジカかもしれません。
わりとつまらない魚・・・とも思うのですが、
普段は浅所では見かけない(気づかない?)のです。
カジカは冷水域を好み、春が繁殖期なので、
この時期にだけ出現するのかもしれません。

アナハゼでは? とも言われたのですが、
アナハゼに比べると、顔が大きい気がします。
アナハゼって、

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これとか、

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これとかですよね!?
こちらはよく見ると、腹部に生殖器が写っているようです。
見慣れた魚ですが、アナハゼ類も今が繁殖時期なので、
そういう視点で観察してみるとおもしろいものです。

メバル類も出産期に入っています。
メバルは卵胎生といって、おなかの中で卵を孵化させて、
稚魚を生むのだそう。写真で見ましたけど、
肉眼では見分けられないくらい、小さな無数の稚魚でした。

カサゴや、

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タケノコメバルのほか、
ウスメバルはたくさん見かけました。

魚たちの多くが動きをひそめ、
ひっそりと静まり返った冬の海にも、
人知れず生命のドラマが繰り広げられています。

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ヤリイカの卵塊は多くはないですが、
目が見えはじめています。

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ツルアラメの葉の裏には、早くもホテイウオの幼魚が!
ハッチアウトしてまだまもないと思うのですが、
あちこちで見ました。

本日のハイライトはウミサボテン。
インスタ映えからは程遠いお姿ですが、
やや強めに刺激すると、緑色に発光するのです!
同行のW姫から教えていただきました。

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むむー。デジカメではとらえきれないー。
信じがたいことに、光がウェービングします。
ぜひYou Tube などでご覧になってください。

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