佐渡島 ダイビング日和

MENU
アフターダイブ

春の宵の桜

上越市の高田公園の夜桜は、
日本三大夜桜にも数えられるとか。
4月は、ぽっかり空いた空白のような静かな1ヵ月なので、
この機会に行って見よう! と思い立ちました。
ところがいざ、という段になって、
なかなか予定がすりあわず、3度ばかり挑戦したものの、
結局連休をとれずに、これはいよいよ縁がないのだと、
泣く泣く今年はあきらめました。

代わりに、満開の佐渡の夜桜をどうぞ。
まずは金井尾花の熊野神社です。

IMG_0118_convert_20170418160429.jpg

IMG_0114_convert_20170418160356.jpg

ここの桜は、国仲では特に先駆けて咲くように思います。
お祭りも他より早めです。

金井新保の大慶寺の参道も、ライトアップされていました。
薄紅の手毬のような花房が、闇を背景に、無数に遊んでいるような。

IMG_0132_convert_20170418160613.jpg

IMG_0135_convert_20170418160717.jpg

お祭りでにぎわった八幡さまのライトアップはかなり控えめ。
おまかせで撮ると、ぼんぼりがぼやあっと浮かぶだけ。

IMG_0141_convert_20170418163418.jpg

マニュアルモードに切り替えると、桜の木が浮かび上がってきました。

IMG_0145_convert_20170418160844.jpg

IMG_0147_convert_20170418160928.jpg

撮影するにはこれくらいの明るさが、
かえって幻想的なのかもしれませんね。
デジカメなどよりは、
人間の目の方が優れていると思うことが多いのですが、
闇に目が慣れても、肉眼ではここまで見えないのです。

IMG_0155_convert_20170418161031.jpg

カメラを通してだけ見える夜桜。なんだか不思議。

スポンサーサイト
アフターダイブ

大佐渡スカイライン開通しました

この冬は雪が多かったとおっしゃる方が多いのですが、
わたしの印象は違っていて、年々、
小雪記録を更新していくような心地さえしております。
今年は、春が遅い感じでしたのに、早くもスカイラインが開通いたしました。

こんなに早く登ったことがなかったので、今まで知らなかったのですが、
自衛隊の駐屯地の手前に、ミズバショウの群生地が。

IMG_0067_convert_20170418134850.jpg

IMG_0071_convert_20170418135004.jpg

道路わきにはカタクリも咲き始めています。

IMG_0092_convert_20170418135234.jpg

IMG_0087_convert_20170418135201.jpg

カタクリは、連休のはじめくらいが見頃になりそうです。
白雲台のあたりはまだ雪がかなり残っています。

IMG_0078_convert_20170418135036.jpg

「千竜桜」などという、
個人的にはあまり好みではない名前で呼ばれてしまっている、
妙見山のキャンプ場のミネザクラは、まだかたい蕾です。

IMG_0081_convert_20170418135056.jpg

例年5月の連休明けが見頃で、背後の斜面の雪が最後まで残っていて、
五月晴れの青空とのコントラストが素晴らしい景観を見せます。

アフターダイブ

与六郎桜、まだ蕾です

急に暖かくなってきました!
佐渡は、越後よりも少し、桜の開花が遅いのですが、
さすがにソメイヨシノが開き始めました。

ヤマザクラは、ソメイヨシノよりもさらに遅れます。
北小浦の名物、与六郎桜は、ヤマザクラの中では早い手なのですが、
さすがにまだ、蕾です。

IMG_9338_convert_20170414160404.jpg

色は出てきていますが、今週末には咲かなそう。
来週半ばくらいから見頃になりそうですね。

IMG_9340_convert_20170414160449.jpg

海洋センターのソメイヨシノは、今週末が見ごたえがありそう。

IMG_9342_convert_20170414160543.jpg

桜というのは不思議な花で、
本当の満開のピークはそれほど魅力がなくて、
咲き切らないうちか、散り始めてからのほうが、心揺さぶられます。

アフターダイブ

わたしはツキヨタケになりたい

中学生のころは、手の付けられないキノコオタクでした。
わたしはのめり込むたちですので、
あちこちから得体のしれないキノコを集めて来ては、
ときに食べてみたりもいたしましたので、
比較的放任主義だった両親も気味悪がっておりました。

ウミウシなどにお詳しい方は、
実感としてお分かりになると思うのですが、
ある特定の生物のグループに精通してくると、
未知の個体を目にした瞬間、それが何科の何属の種であるかぐらいまでは、
ピンとくるようになるものです。

当時は、確かにそのくらいのレベルにまで達していたのですが、
その後すっかり熱が冷めて、ほとんど忘れてしまいました。
ちょっと語弊があるかもしれませんが、忘れる能力というものは、
女性の優れた才能のひとつですからね。
そのころ、大佐渡の乙羽池で採集してきたツキヨタケが、
土間で、深夜にぼうっと光っていたのだけは、
今でも忘れられない光景です。

この神秘的なキノコが、枯れ木からにょきにょき生えている姿のままで、
闇夜に光を放っているところを、一度見てみたいと思っていました。
さすがにこればかりは親にも猛反対されたので、
中学生にはかなうはずもない夢でしたが、
いいかげん大人になりましたし、
今年は雨が多く、キノコには条件の良い絶好の年ですので、
ナイトの女王T様と行ってまいりました!
ツキヨタケを見ナイト in 乙羽池!
(なお、このツアーは現在募集は行っておりません)

前前からふたりで計画を温めていたのですが、
昼間、いざ下見に行ってみますと、期待していた場所には全く生えていません。
おかしいな~と思っておりましたら、なんと決行の前週に、
ヒラタケと間違えて根こそぎ採っていった人物が、
食中毒騒ぎを起こしていたことが発覚!

ツキヨタケとヒラタケは、専門家でなくても見分けられる特徴的な違いがあるので、
わたしに言わせますと、これは不運というよりも愚か。
わたしのツキヨタケ返せ~!!
それは食べ物じゃなくて被写体なんだぞ~!!

別の場所に、かろうじて残っていたツキヨタケを発見いたしましたので、
どうにか光るところだけは、T様にお見せできました。

IMG_8128_convert_20161026101710.jpg

コンデジで、ISO3200/30秒で撮ったものです。
肉眼では、懐中電灯を消してしばらくすると、
闇に目が慣れて、黄緑色に光っているのが見えます。
目を凝らすと、
傘の下までぼうっと広がっている感じがするくらいの明るさです。

IMG_8131_convert_20161026101733.jpg

星空も素敵な夜でした。秋は、明るい星が少ないかわりに、
ペルセウスとアンドロメダの、壮大な恋物語絵巻が展開する、
ドラマチックな夜空です。(小学生のころは星座オタクでしたので)

アフターダイブ

長谷寺がキてます

佐渡ヶ島と申しますと、まずは金山。
それから、このところはトキをイメージされる方が多いようですが、
他にも有名無名の名所が数多くございます。

島の穀倉地帯、国仲平野は、中世にまつわる史跡や、
由緒ある神社仏閣の多い地域です。
華やかさには欠けるかもしれませんが、
静寂の中に身を置くと、束の間、
時空を超越したような心地さえいたします。

わたくしの出身地の近くにございますお寺は、
その名も長谷寺と申しまして、
これは「はせでら」とは読まずに「ちょうこくじ」と読みます。
長谷寺に限らず、佐渡のお寺はおおむね音読みになっています。
その名の通り、奈良の「はせ寺」を模して造られたとされるお寺です。

IMG_7463_convert_20161008100023.jpg

IMG_7467_convert_20161008100101.jpg

子供のころから、折に触れ詣でる機会があったのですが、
長谷寺の山門のところで待ち構えている、
1対の仁王様のお姿が、幼心に強烈な印象を与えたものです。
おふたりとも、めっきり、色あせてしまわれましたね。

IMG_7449_convert_20161008100708.jpg IMG_7451_convert_20161008100732.jpg

長谷寺は、はせ寺同様「ぼたん寺」とも呼ばれ、
境内に植えられた牡丹が咲き乱れる季節には、
大きな行事が催されることもあって、
島内外のひとでにぎわいます。
あるいはうだるような夏の日、蝉しぐれを浴びながら、
ひと気のない参道の石段を、踏みしめるように登って、
ついに奥の院に至る瞬間は、吹き抜ける風も神秘的に感じられます。

見所は尽きませんけれども、
いずれも樹齢1千年を超える三本杉は壮観です。

IMG_7458_convert_20161008100353.jpg

千年のうちに、これらの杉の下を、
幾千人もの人々が行き交ったことでしょう。
木は何も語らないところが良さではないでしょうか。
一本の木に比べれば、人間の一生などというものは、
ほんの数十年でしかありませんものね。
人間が足元の蟻を見るようなものです。

寺社の周辺は寺社林と申しまして、
よほどのことがなければ、木を伐ったり過剰に手を入れたりしませんので、
その土地の本来の植物の分布が残っている場合が多く、
貴重な自然観察の場でもあります。

長谷寺の裏山には、南方系のウラジロガシの森が広がっていて、
人間の手が入る以前の、国仲から小佐渡山脈へと続く丘陵地帯の、
原生林の姿を今に伝えていると言われています。

このカテゴリーに該当する記事はありません。